転校って、何からやればいいの?
内示が出た瞬間、頭の中がパンクしそうになりますよね。
引っ越しの手続きだけでも大変なのに、子どもの転校まで重なると、もう何がなんだか…。
私はこれまで3回ほど子どもたちの転校に付き合ってきました。
最初のころは右も左もわからず、ネットで情報を調べてメモして、と随分時間がかかりました。
でも回数を重ねるうちに、「この順番でやれば詰まらない」という流れがだんだん見えてきて。
今ではかなりスムーズに動けるようになりました。
この記事では、転勤族ママの私が実体験をもとにまとめた転校手続きの完全マニュアルをお届けします。
タイムライン別のチェックリスト付きなので、ぜひ手元に置いて使ってみてください。
転校手続きの全体の流れ

まず全体像を把握しておくと、焦らずに動けます。大きな流れはこちらです。
- 在籍校に転校の連絡を入れる
- 転居先の教育委員会に連絡し、学区・学校を確認する
- 転居先の学校へ連絡を入れる
- 役所・区役所で転出手続きをする
- 在籍校から「在学証明書」「転学通知書(転校通知書)」などをもらう
- 引っ越し
- 転居先の役所・区役所・教育委員会で転入手続き
- 転居先の学校で転校手続きをする
- 転校後の生活をサポートする
【引っ越し確定〜】在籍校への申し出と書類準備

引っ越しが決まったら、今の学校へ連絡を入れましょう。
早めに動くほど、先生たちも準備がしやすくなります。
子どもに転校を伝えるのは、辞令が出てからにしています。
内示の段階で伝えると、すぐに周囲に広まりそうなので。
ただ、友達とのお別れにも時間が必要だと感じているので、
辞令の交付から引っ越し予定日までの期間が短ければ、タイミングを見て早めに伝えることもあります。
転校先の学校について事前に調べ、楽しい生活がイメージできるような話をしてあげると、子どもが興味を持ってくれることがありますよ。
やること
- 子どもに転校について話す(タイミングを見て)
- 在籍校の担任・教頭に転校の旨を伝える
- 転校の予定日(最終登校日)を学校と調整する
・「在学証明書」の発行を依頼する(発行に数日〜1週間かかる場合あり)
・「転学通知書(転校通知書)」の発行を依頼する
・「教科書給与証明書」の発行を依頼する - 学校から貸し出されているもの(図書の本・学用品など)を返却する
- PTAや給食費の精算手続きを確認する
- 最終引き落とし日や返金の有無を確認してから口座を解約する
引っ越し先で引き落とし口座が不要になる場合は、口座を解約しておきましょう。
引っ越し後でも解約はできますが、手数料がかかる場合があります。
必要書類リスト(在籍校からもらうもの)
| 書類名 | 用途 |
|---|---|
| 在学証明書 | 転居先の学校に提出 |
| 転学通知書(転校通知書) | 転居先の学校に提出 |
| 教科書給与証明書 | 転居先の教育委員会や学校に提出 |
| 指導要録の写し(抄本) | 学校から転居先学校へ直送が多い |
| 健康診断票 | 学校から転居先学校へ直送が多い |
【新住所確定〜】転居先の学校への手続き

転居先の学区が確定すれば学校への問い合わせは先に進められます。
やること
- 転居先市区町村の教育委員会に連絡し、学区と手続きの流れを確認する
- 転居先の学校に連絡し、提出書類と登校開始日を確認する
- 登校初日の持ち物・服装を確認する
- 給食開始日を確認する
- 学童保育(学校外)を利用する場合は申込状況を確認する
転入手続き後、しばらくお弁当が必要な学校もあります。
給食開始日は確認しておきましょう。
提出書類リスト
| 書類名 | 入手先 |
|---|---|
| 在学証明書 | 在籍校 |
| 転学通知書 | 在籍校 |
| 教科書給与証明書 | 在籍校 |
| 住民票(転入後) | 転居先市区町村 |
| 就学通知書 | 転居先市区町村の教育委員会から送付されることも |
市区町村によって違うこと
転校手続きの流れは自治体によって異なります。
「学校に直接連絡してOK」なところもあれば、「必ず教育委員会を通してから」というところもあるそうです。
まず教育委員会に電話で確認するのが一番早いです。
【引っ越し2週間前〜】役所手続きと書類の受け取り

転出届は引っ越しの14日前から提出が可能です。
転出届と同時に、児童手当や子ども医療証などの手当や助成の手続きを行いましょう。
持ち物は事前に役所のホームページや電話で確認しておくと安心です。
やること
- 転出届、各種手当や助成の手続きを行う
- 学校から持って帰る荷物を中心に、子どもの荷造りを進める
- 友達と連絡できる手段を確保する(オンライン通話、手紙など)
- 最終登校日、在籍校から書類を受け取る
ポイント①書類は手荷物にまとめる
→ 在籍校・役所で受け取った書類関係は一式手荷物にまとめておくのがおすすめです。
引っ越しの慌ただしさで記憶が曖昧になることがあります。
転居先の学校や役所に行く時に、サッと取り出せる状態がスムーズです。
ポイント②今までの教科書は写真に撮る
→在籍校と転居先の学校で 教科書が同じ場合は再給与されません。
間違えて捨てずに荷造りしましょう。
その際は、スマホで写真を撮っておくことをおすすめします。
転居先の学校で、以前どんな教科書を使っていたか尋ねられることがあります。
ポイント③大きな荷物は早めに持って帰ってもらう
→ 最終登校日に大きな荷物を持って帰ると、荷造りに影響します。
「もう入るダンボールがない」「捨てるタイミングがない」となっては大変。
育てていた植物や、もう使わない作品・物品は早めに持って帰ってもらうように学校にお願いしておくのがおすすめです。
【引っ越し直後】役所手続きと書類の提出
転入届は引っ越し日から14日以内に手続きをする必要があります。
住民票の異動手続きが完了しないと学校手続きが進まないことがあるので、
最優先で動きましょう。
やること
- 転居先の市区町村に転入届を提出する(引っ越しから14日以内)
- 就学通知書または転入学通知書を受け取る(窓口でその場でもらえることも)
- 受け取った書類を転居先の学校に提出する
【転校後】新しい学校への適応サポート

手続きが終わったら、次は子どもが新しい学校に馴染めるようにサポートする番です。
やること
- 子どもの好きなこと・得意なことを先生に伝える
- 子どもの話を聞く
子どもの好きなことを先生に伝えておくと、同じ趣味を持つ同級生を紹介してもらえることがあります。1日でも早く新しいクラスに馴染めるように、情報提供をしておく意味はあります。
引っ越し後は手続きは荷ほどきで忙しい毎日ではありますが、
子どもから話しかけられたら、できる限り子どもの話に耳を傾けるようにしています。
親は引っ越しても変わらない環境。
会話をすることで、心身のリラックスや気持ちの整理に繋げます。
学校生活の様子は、用事で学校に電話をする時や個人面談の時に詳しく聞くことができます。
夏休み中の引っ越しなどで登校日まで期間がある場合は、遊び友達がなかなかできないもの。
そんな時は、散歩やサイクリングで近所を探検するのがおすすめです。
体を動かして気分転換になり、駄菓子屋や公園を発見できることも。
少しずつ新しい環境になれることで、子どもも親も安心感につながっていきます。
子どものメンタルケア|転校を「ピンチ」ではなく「チャンス」にするために

転勤を何度か経験して気づいたことがあります。
子どもも親も「予測できること」が増えると不安が減るということ。
子どもの不安を減らす声かけのコツ
- 転校の日程・流れを具体的に教える(「何月何日から新しい学校だよ」)
- 転校先の学校の写真を一緒に見る
- 転校先の地域について、子どもが喜びそうな遊び場を一緒に探す
- 前の学校の友達とも繋がれる方法を一緒に考える
転校が子どもに与えるポジティブな影響
転勤族の子どもは、いろんな地域の文化・方言・食べ物に触れて適応力がとても高くなります。
仲の良い友達と別れて辛くても、新しい人間関係を作って日々を楽しく過ごす力
転校したからこそできている経験を、子どもたちの姿を見て実感しています。
親が出来るメンタルケアについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
http://転勤族の子どもはかわいそう?小学校3年生以降の転校で起きた変化と親ができる対応
まとめ:転校はタスクを漏らさなければ怖くない
転校手続きが複雑に感じるのは、やることが多くて一度に全部見えないからです。
でも、タイムライン別に分解してしまえば、ひとつひとつは難しくありません。
この記事のチェックリストを活用して、ひとつずつこなしていくだけで大丈夫です。
転勤族ママとして引越し・転校を経験してきた私が言えること。
それは「準備さえできていれば、転校は必ず乗り越えられる」ということ。
一緒にがんばりましょう!
🏫 転校手続きチェックリスト
ひとつずつこなせば大丈夫 🌸
- 子どもに転校のことを話す
- 担任・教頭に転校を伝える 早めに!
- 最終登校日を学校と決める
- 在学証明書をもらう(数日かかる)
- 転学通知書(転校通知書)をもらう
- 教科書給与証明書をもらう
- 借りていた本・用品を返す
- 給食費・PTAの精算を確認する
- 利用がないことを確認できたら口座を解約する
- 転居先の教育委員会に連絡する
- 転居先の学校に連絡する
- 必要書類のリストを確認する
- 登校開始日を決める
- 給食開始日を確認する
- 学童保育を使う場合は申込状況を確認する
- 転出届を提出する
- 子どもの荷造りを進める
- 友達との連絡手段をつくる
- 在籍校から書類を受け取る
- 転入届を提出する(14日以内) 最優先!
- 就学通知書 or 転入学通知書を受け取る
- 書類を新しい学校に提出する
- 子どもの好きなこと・得意なことを先生に伝える
- 子どもの話を聞く

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