
押入れから物を取り出したらカビが生えていた!よく見たら押入れの壁にもカビが!なんて悩まされていませんか?
押入れ・クローゼットの湿気は、換気や除湿剤の利用、掃除をすることで対策できます。
私は8回の引越しの中、さまざまな環境で湿気対策を行い、カビで悩むことが随分減りました。
湿気の対策を知れば、気持ちがよく衛生的に過ごせます。また、賃貸の方は退去時のカビ除去で労力を費やすこともなく、余分な退去費用を払わなくてすみます。
ここでは、押入れやクローゼットから湿気を逃してカビを予防する方法を紹介していきます。
押入れ、クローゼットは湿気がこもる場所
押入れやクローゼットは湿気がこもります。なぜなら
・ほぼ密閉されている
・物を収納している
・部屋との温度差が生じて結露ができやすい
・収納している布団や衣類は水分を溜め込みやすい
こうした理由で押し入れやクローゼットは通気性が悪く、湿気が逃げにくい空間となっています。
湿気がこもるとカビ・ダニ発生で大変なことに!
梅雨前後や外気温が下がる冬場は特に湿気や結露が増えます。そしてカビが発生し、カビを栄養とするダニも増殖。それらは収納空間である壁から布団、衣類に広がり、ほこりにくっついて部屋へも侵入。私たちが吸い込むとアレルギー症状を引き起こすといわれています。
一度増殖したカビを除去するのは手間もお金もかかります。カビ・ダニが増殖しないよう、湿度を管理して暮らすことが大切です。

湿気を逃すには換気から
湿度を管理するために、換気で湿気を逃がしましょう。
空気の通り道ができるように、収納に隙間を作ります。奥や左右の壁にすのこを立てかけたり、下にすのこを敷く、キャスター付きの収納ケースを使うのもよいです。
窓をあけることで湿気を外に逃すことができます。2箇所以上窓があればどちらも開けて空気の通り道を作りましょう。扇風機やサーキュレーター、換気扇を併用するのも効果的です。特にサーキュレーターは室内の空気を循環してくれるので湿気を逃がすのに適しています。
窓を開けられない時は、エアコンの除湿機能や除湿機が活躍します。
除湿剤をつかう
換気の他にも湿気を吸収してくれる素材を利用することで湿気対策ができます。
・除湿剤(タンクタイプ、シートタイプ)
・竹炭
・重曹
・新聞紙
・シリカゲル
など様々あるので、予算や置き場所に合わせて選びましょう。ちなみに、カビが生えそうな場所には消毒用アルコールを含ませた布で拭き掃除をするとカビの発生予防になります。

掃除も大切
湿気によるカビ、ダニ対策には掃除も大切です。
押入れやクローゼットに隙間を作り、定期的に換気を行っているとほこりが溜まりやすくなってきます
ほこりが溜まる→カビが生えやすくなる→ダニが増殖→ダニは部屋中に侵入…。
カビ・ダニを増やさない、予防するためにも定期的な掃除をして清潔に保つことが大切です。押入れやクローゼットを掃除するときに中の湿気を逃すことも期待できますね。
湿度計を使うのも良い
湿気対策に湿度計も使えます。室内の湿度状態を把握することができるので、湿気がこもる前に換気や除湿を意識して行うことで早めに対策できます。
湿度計は100均やホームセンター、ネット通販でいろんな種類が販売されています。時計に湿度が表示されたものは、時間を見るときについでに確認できるので便利です。
まとめ
押入れやクローゼットは湿気がたまりやすい場所です。湿気によるカビやダニを予防するために、カビ湿気を逃す方法をここではお伝えしました。
・換気をする
・除湿剤を使う
・掃除をする
・湿度計を利用する
住まいの環境や生活リズムに合わせて換気をおこない、除湿剤や家電を利用しながら快適な生活をおくりましょう。
コメント