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はじめに
転勤族の冷蔵庫選びって、本当にややこしいですよね。
同じ場所に住み続けるご家庭なら「家族の人数に合った容量を選べばOK」で済む話が、転勤族にはそう簡単にいかない。引越しのたびに間取りが変わる私たちには、冷蔵庫ひとつ買い替えるにも「転勤族ならではの面倒くささ」があります。
私自身も今回の買い替えで、その面倒くささをたっぷり味わいました。
- 家族人数で計算した容量の冷蔵庫が、全部搬入経路でサイズアウト
- 安さに惹かれてオンライン購入を検討したけど、搬入不可が怖くて申し込めなかった
- 家電量販店で「大丈夫」と言われた冷蔵庫の搬入が、当日ギリギリだった
うまくいったこと、失敗したこと、両方あります。
同じように悩んでいる転勤族の方に「こういうこともあるんだ」と知ってもらい、冷蔵庫購入の参考になれば嬉しいです。
使用10年、そろそろ買い替えどきだと感じた理由
冷蔵庫の平均寿命は約10〜12年と言われています。
我が家の冷蔵庫も使って10年。目立った故障はなかったものの、
・なんとなく冷凍庫の音が気になる
・子どもの成長に伴い、冷蔵庫の容量を増やしたい
・買い替えにより電気代を節約できる
そんなことを考えるようになりました。
そして、停電の時に思い知ったのですが、いざ冷蔵庫が壊れると大変です。
平均寿命まで使ったし、買い替えを検討しようと決めました。
家族人数で容量を選んだら、全部搬入経路でサイズアウト
冷蔵庫の容量の目安として、使われる計算式があります。
70L × 家族人数 + 常備品100L + 予備70L
4人家族の我が家が必要な容量は450Lが目安となります。
さっそくその容量を基準にいくつか候補に挙げてみると…
サイズが全部、搬入経路でアウトでした。
冷蔵庫をスムーズに搬入するには、「本体の高さ・幅・奥行きにそれぞれ+10cmの余裕」が経路に必要です。
賃貸に住む転勤族あるあるなのですが、玄関・廊下・階段が狭い場合があります。
特に我が家は築年数が経った戸建ての賃貸。玄関の高さがどうしてもクリアできない。
候補に挙げた冷蔵庫を一つひとつ調べるたびに「搬入不可」の壁にぶつかり、正直かなり焦りました。
「家族の人数に合った容量を選ぶ」というアドバイスは正しい。でも転勤族にとっては、「住んでいる家に搬入できるか」を考慮して選択しなければならない難しさを、このとき初めて痛感しました。
オンライン購入を検討したけど、怖くて諦めた

出来るだけ安く購入したかったので、オンラインでの購入を考えていました。
価格が安い、自宅にいながら比較できて便利。レビューも読めるし、商品ページには寸法も載っている。
でも、搬入不可になった時の出費と手間を思うと踏み切れませんでした。
オンライン購入の場合、搬入経路については注意書きされています。サイズを自分で測って「これぐらいなら大丈夫かな」と思っても、実際の搬入当日に業者さんに「無理です」と言われるかもしれない。
返品・再購入の手間を考えると、そのリスクを取る勇気がありませんでした。
転勤族の場合、「ちょっと違ったら交換する」が難しい事情があります。引越しのたびに間取りが変わることを考えると、購入時の判断ミスが尾を引く可能性もある。
結果、オンラインでの購入は見送りました。
家電量販店で店員さんに相談して購入を決めた
オンラインを諦めて向かったのは、近くの家電量販店です。
事前に自宅の搬入経路を実測し、メモにして持参しました。測ったのは以下の箇所です。
- 玄関ドアの幅と高さ
- 玄関から冷蔵庫置き場までの通路幅
- 冷蔵庫置き場のスペース(幅・奥行き・高さ)
店員さんにこのメモを見せて、「この間取りで搬入できる冷蔵庫を探している」と伝えました。
店員さんの対応はとても丁寧で、「この寸法であれば、運べます」と候補を絞ってくれました。
この一言で、安心して購入に踏み切れました。
古い冷蔵庫の引き取りはスムーズだった
購入と同時に、古い冷蔵庫の引き取りもお願いしました。
冷蔵庫の処分方法は以下の三つです
・買い替え・購入店に依頼
・指定引取場所へ自分で持ち込む
・不用品回収業者に依頼
購入店に依頼する方法が手間が少なく、簡単です。新しい冷蔵庫の配達日に合わせて古いものを引き取ってもらえるので、「冷蔵庫がない期間」が生まれない点はとても助かりました。
引き取り費用はかかりましたが、手間を考えれば全く惜しくなかったです。
搬入当日、「大丈夫」と言われたのにギリギリだった
迎えた搬入当日。
業者さんが冷蔵庫を運んできて、いよいよ搬入。
大丈夫と言われた搬入幅でしたが、「入るか入らないか」のラインで、業者さんたちが声を掛け合いながら慎重に進めてくれる様子を、ドキドキしながら見ていました。
結果、無事に搬入できましたが、売り場の人の感覚と運送する人の感覚は違うのかな、と感じました。
我が家の玄関高さは180cm、購入した冷蔵庫の高さは183.3cm。
数cmでもギリギリのサイズは、理論上は入っても実際の搬入では苦労することを学びました。
転勤族は毎回この問題と向き合うことになるので、次回からは「ギリギリの搬入経路は念入りに確認」しようと決めました。
観音開きは便利。両開きもよかった。
次の住まいの間取りがわからない転勤族にとって、扉の開きが右または左に限定される冷蔵庫は少しリスクがあります。
我が家は以前、どちらからでも開けられる「両開きタイプ」の冷蔵庫を使っていました。
引越し先のキッチンのレイアウトが変わっても対応しやすく、とても便利だったので、最初は同じタイプで買い替えようと考えていました。
ただ、実際に探してみると両開きタイプは商品数がかなり少なく、容量やサイズの条件まで加えると選択肢がほとんどありませんでした。
そこで選んだのが、観音開きタイプの冷蔵庫です。
選んだ理由は、
・次の引越し先でも置きやすそう
・ドア開閉スペースが少なく済む
・大容量モデルが多い
というメリットがあったからです。
実際、引越し先を決めるときも「冷蔵庫の扉が壁に当たらないか」を気にせず住まいを選ぶことができました。
また、観音開きは片側ずつ開けられるため、扉を全開するためのスペースが少なく済みます。
そのため、転勤先がアパートなど狭めのキッチンだった場合でも、ドアが邪魔になりにくい点はメリットだと感じています。
ただ、私の場合は
・庫内全体を見ながら取り出すことが多い
・ボウルや鍋など大きなものを出し入れしている
ため、結局左右両方の扉を開けることが多いと気づきました。
そのたびに、「以前使っていた両開きタイプは、開けるのが一度で快適だったな」と感じています。
使い方によって
・観音開きが合う家庭
・両開きが合う家庭
は分かれると思いました。
特に転勤族の場合は、「どの扉タイプが優れているか」よりも、
・次の住まいで使いやすいか
・自分の生活動線や冷蔵庫の使い方に合っているか
を基準に選ぶことが大切だと感じています。
電気代・省エネ性能は、正直そこまで気にならなかった
冷蔵庫の買い替えでよく言われるのが「省エネ性能の高いものに替えると電気代が下がる」という話です。
確かに、10年前の冷蔵庫と最新モデルを比べると、年間5,000〜7,000円ほど電気代が安くなるという試算もあります。
ただ正直なところ、省エネ基準が高いモデルは本体価格もかなり高いんです。
予算の範囲内で候補を絞っていくと、最上位の省エネモデルは選択肢から外れてしまいました。「電気代で元を取れる」と計算してみても、本体価格の差額を回収するまでには数年かかる。転勤族は運搬時の故障リスクを考えると「何年で元を取る」という計算が難しいという事情もあります。
結果として、予算内で選んだ冷蔵庫でも電気代が特に気になることはなく、使い勝手には満足しています。省エネ性能も念頭に置きつつ、予算×サイズ×使い勝手のバランスで選ぶのが、転勤族にとっては現実的だと感じました。
転勤族が冷蔵庫を買い替えるなら、これだけ確認してほしい
最後に、今回の経験をもとに「やっておけばよかった・やってよかった」をチェックリストにまとめました。同じ転勤族の方の参考になれば嬉しいです。
【買い替え前の確認リスト】
□ 搬入経路(玄関・廊下・角・階段)の幅と高さを実測する
□ 冷蔵庫本体のサイズ+10cm以上の余裕があるか確認する(ギリギリなら購入先に相談)
□ 扉の開き方は「次の引越し先」も見越して両開きか観音開きを検討する
□ 古い冷蔵庫の引き取りサービスを購入前に確認・予約しておく
□ 「予算×サイズ×使い勝手」のバランスで選ぶ
転勤族の冷蔵庫選びは、容量より「どのサイズなら搬入できるか」を先に考えることが大切です。引越しのたびに間取りが変わる私たちにとって、冷蔵庫は「どこでも使える柔軟さ」が一番のポイントだと、今回の買い替えで改めて実感しました。
これから買い替えを検討している転勤族の方に、この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。


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