夏に引越すことが決まって、「この暑さの中、本当に大丈夫かな」と不安になっていませんか。
転勤の引越しは、日程を選べません。真夏でも、引越しの日が決まれば準備を進めるしかありません。
我が家も転勤族として、子ども連れの引越しを4回経験しました。そのうち2回は、8月の真夏の引越しです。
家族みんなの思い出は、今でも「とにかく暑かった」の一言。それでも、大きなトラブルなく終えられたのは、事前の準備と失敗から学んだ教訓があったからだと思っています。
この記事では、8月の引越しを経験した我が家の実体験をもとに、
- 夏の引越しで役立った暑さ対策
- エアコンの手配で後悔したこと
- 冷蔵庫を空にする工夫
- 当日の服装
- 子ども連れだからこそ気を付けたいポイント
を紹介します。
これから夏に引越すご家族が、「暑かったね」で終えられる引越しにするための参考になればうれしいです。
夏の引越しは熱中症対策を最優先に
夏の引越しで一番大切なのは、自分や家族の体調管理です。
引越し当日は、荷出しや掃除、移動と慌ただしく過ごすうえ、旧居ではエアコンが使えない時間もあります。我が家も、気づけば汗だくになっていました。
そこで準備しておいて本当に助かったものはこちらです。
- スポーツドリンク
- お茶・水
- 塩分タブレット
- 塩味のお菓子
- 冷感タオル
- 帽子
- 着替え
荷造りや掃除に集中すると、水分補給は後回しになりがちです。のどが渇いてからでは遅いので、「30分に1回は飲む」くらいの気持ちでこまめに水分を補給すると安心です。
家族みんなが元気に新居へ到着できるよう、熱中症対策は荷造りと同じくらい大切な準備として考えておきましょう。
ハンディファンやネッククーラーなど、暑さ対策グッズも年々充実しています。自分や家族に合ったものを上手に取り入れて、少しでも快適に引越し当日を過ごしましょう。
夏の引越し当日の流れ
我が家の引越し当日は、こんな流れでした。
- 午前中に荷物の搬出
- 軽い掃除と退去の立ち会い
- 12時過ぎに出発し、ホテルで1泊
- 翌日の午前中に新居へ搬入
今振り返って一番良かったのは荷出しも荷入れも午前中のできるだけ早い時間にしてもらえたことです。
真夏は数時間違うだけでも暑さが大きく変わります。日中の一番暑い時間帯を避けられたおかげで、体力の消耗をかなり抑えられました。
朝は想像以上に慌ただしい
引越し業者さんの作業は想像以上にスピーディーです。
だからこそ、朝一番の搬出に間に合わせるためには、前日までにできる限り荷造りを終わらせておくことが大切。
例えば、次のことを前日までに済ませました。
・使わない部屋の照明・カーテンを外す
・前日夜は料理をしない
・できる範囲の掃除
・当日荷物のまとめ(貴重品、掃除用品等)
こうしておくと、当日の朝に慌てずに済みます。
ここで、一つ忘れられない失敗があります…
旧居に置いていくエアコンのリモコンを、間違えて引越し荷物に入れてしまいました。
引越し前日から、自分で思っている以上に気持ちが焦っています。だからこそ、「当日にやることを減らす準備」が大きな余裕につながると実感しました。
エアコンは引越し当日から使えるように手配する

これは、我が家が一番後悔したことです。
新居のリビングにはエアコンがなく、新しく購入することにしました。
ところが、購入先と設置工事の依頼先が別だったこともあり、実際に使えるようになったのは引越しから4日後でした。
真夏のリビングにエアコンがない生活は想像以上に大変で、特に食事の準備がつらかったです。
エアコンで苦労したのは、これだけではありません。別の年の引越し先ではエアコンが1台でした。そして引越しから数日後、その唯一のエアコンが故障してしまいました。
夏は修理や工事の依頼が集中する時期。予約が取れるまで日数がかかり、部品の取り寄せも必要だったりと、使えるまでには何度も訪問してもらうことがあります。
この経験から学んだことは、次の2つです。
- 費用よりも、リビングのエアコンを引越し当日から使えることを優先する
- エアコンは2台以上あると安心。1台が故障しても過ごせる部屋を確保できる
新しくエアコンを購入する場合は、旧居にいるうちにエアコンを受け取る、設置工事予約は早めに手配することをお勧めします。
冷蔵庫の中身は、献立を調整して空にする
引越しで悩みやすいのが、冷蔵庫の中身。特に気温が高い時期は、食材が傷みやすいため、開封済みの食品を運搬するのは避けたいところです。
けれど、普段から自炊をしていると、冷蔵庫を空にするのは意外と時間がかかります。
我が家は、余裕を持って引越しの約3週間前から献立を調整しています。
意識していることは次のとおりです。
- 冷蔵庫の食材・調味料を確認する
- 冷凍食品から優先して使う
- 粉物を使う献立を増やす
- 普段あまり使わない調味料やソースを早めに使い切る
- 買い物は食べ切れる量だけにする
- 引越し3日前からはカット野菜を活用する
- 最後の数日はお惣菜にも頼る
こうしておくと、引越し当日は冷蔵庫をほぼ空の状態にでき、慌てることもありません。
どうしても残った調味料は、しっかり封をしてクーラーボックスで運びました。しっかり保冷できたので、傷む心配はありませんでした。
真夏は気温が高く、開け閉めを繰り返すと保冷力が下がります。しっかり保冷するには、水を入れたペットボトルを凍らせたものや凍らせて食べるお菓子を入れておくのがおすすめです。
水を入れたペットボトルは凍るまで時間がかかるため、引越しの数日前から多めに準備しておくと安心です。
「最後の可燃ごみ収集日」を確認する
もう一つ、夏の引越しで意識しておきたいのが生ゴミ対策です。
引越し前の最後の可燃ゴミの日に、生ゴミを出し切るようにしました。収集が終わったあとは、お惣菜やカット野菜なども活用しながら、生ゴミを極力増やしません。外食も上手に取り入れるのがおすすめです。
引越し当日の食事の考え方や、我が家が毎回準備している食事セットについては、こちらの記事で紹介しています。
移動中の暑さ対策はクーラーボックス

移動の日は、クーラーボックスに入れた冷たい飲み物やお菓子が大活躍。
暑い中での移動は想像以上に体力を使います。冷たいものをすぐに口にできるだけで、子どもたちの機嫌がよくなり、家族みんなの気分転換にもなりました。熱中症対策にも役立ちます。
我が家が使っているクーラーボックスは、保冷力が高く翌日まで冷たさが続くので、引越しのたびに活躍しています。詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
👉引越しの多い我が家が買ってよかったクーラーボックス!SHIMANO|VACILAND ST 40L
業者さんへの差し入れと、布団カバーの話
真夏の引越し作業は、見ているこちらが心配になるほどの暑さです。
冷たいスポーツドリンクやお茶をペットボトルで用意し、作業が終わったあとにお礼を兼ねて渡しました。作業中は手が離せないことが多いので、最後に渡しています。
もちろん、差し入れは必須ではありません。我が家も感謝の気持ちとしてしているだけで、渡さなくても失礼にはあたりません。
もう一つ、夏の引越しで学んだことがあります。
以前、布団がはみ出した状態で梱包していたものに、作業中の業者さんの汗が落ちてしまったことがありました。一生懸命運んでくださっているからこその出来事です。
それ以来、布団はカバーからはみ出さないように包み、必要であれば布団袋を多めにもらうようにしています。しっかり梱包しておくだけで、お互いに気持ちよく引越しを終えられます。
生き物の引越しは、夏の暑さに要注意
我が家はメダカと一緒に引越しをしています。8月の引越しも無事に乗り切ることができました。
一方で、一緒に運んでいたエビとザリガニは、車内で死んでしまったことがあります。できるだけ日陰に置くなど暑さ対策はしていましたが、防ぐことはできませんでした。
この経験から、生き物にとって夏の移動は人が思っている以上に過酷なものだと実感しました。
生き物と一緒に引越す場合は、できるだけ移動時間を短くし、直射日光や高温を避ける容器を準備するなど、暑さ対策を十分に行うことをおすすめします。
メダカとの引越しについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
👉賃貸住まいでメダカを11年飼い続けた話|転勤族の私が4回の引越しでわかったこと
夏の引越し当日の服装
我が家は家族全員、汚れてもいいTシャツと動きやすいズボンで過ごしました。
夏は想像以上に汗をかくので、着替えを1セット用意しておくと快適です。
履き物は、子どもはサンダル、大人はスニーカーに加えてサンダルも用意しました。
引越し当日は家と屋外を何度も行き来します。荷物の確認や立ち会いのたびに靴を脱ぎ履きするので、さっと履けるサンダルがあるととても便利でした。
スマホ・ゲームの充電も忘れずに
出発前には、スマホやゲーム機をフル充電しておきましょう。モバイルバッテリーや充電器も前日に準備しておくと安心です。
引越し当日は、業者さんとの連絡や地図アプリ、手続きの確認など、スマホを使う場面が思った以上に多くあります。
子どもも慣れない環境で待ち時間が長くなるため、移動中や宿泊先ではゲームや動画を楽しむ時間が増えました。充電切れを気にせず過ごせるよう、充電器はすぐ取り出せる場所に入れておくのがおすすめです。
充電器やリモコンなどの小物は、「あれ、どこ?」となりがちです。我が家では充電器やリモコンを一つのバッグにまとめ、「ここを見れば全部ある」状態にしています。誰が探してもすぐに見つけられるので、慌ただしい引越しでもスムーズに行動できました。
なお、モバイルバッテリーは高温になる場所に置かず、強い衝撃を与えないように保管・持ち運びましょう。
夏休みの引越し、子どもはどうだった?

夏の引越しは、子どもにとっては夏休みの引越しでもあります。
新しい土地にはまだ遊び相手がいないので、「寂しい思いをさせてしまうかな」と心配していたのですが、実際は少し違いました。
普段は喧嘩ばかりしていた兄弟が、一緒にゲームをしたり、散歩に行ったり。遊び相手がお互いしかいなかったからこそ、自然と一緒に過ごす時間が長くなりました。見ていて微笑ましかったです。
学校が始まれば、新しい友達と出会う機会も増えていきます。
引越し直後は不安もありますが、夏休みだからこそ家族でゆっくり過ごせる時間もあります。我が家にとっては、その時間が新しい土地での暮らしを始めるための準備期間になっていました。
夏の引越しチェック項目
夏ならではの引越し準備としてチェックリストにまとめました。
| 夏の引越しチェック項目 | 確認 |
|---|---|
| 搬出・搬入は午前中を希望した | ☐ |
| エアコン工事日を確認した | ☐ |
| 冷蔵庫を計画的に空にした | ☐ |
| 製氷停止・霜取りを済ませた | ☐ |
| クーラーボックス・保冷剤を準備した | ☐ |
| 熱中症対策グッズを用意した | ☐ |
| 着替え・タオルを準備した | ☐ |
| モバイルバッテリーを準備した | ☐ |
| 生ゴミを出し切った | ☐ |
まとめ。「暑かった」で終われれば大成功
我が家の8月の引越しの思い出を家族に聞くと、全員が口をそろえて「暑かった」と言います。
裏を返せば、それ以外の大きなトラブルなく終えられたのは、事前の準備があったからだと思っています。
これから夏に引越す方に、ぜひ意識してほしいポイントはこちらです。
- 前日までに荷造りを終え、朝一番の搬出に備える
- エアコンは引越し当日から使えるように手配する
- 冷蔵庫は献立を調整して空にする
- クーラーボックスを活用して暑さ対策をする
真夏の引越しは暑さとの戦いです。でも、暑さは避けられなくても、しっかり準備をしておけば「暑かったね」と笑って振り返ることはできます。
我が家の失敗や工夫が、これから夏に引越すご家族の参考になればうれしいです。
引越し全体の流れは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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